喪中に結婚式は挙げても問題ない？中止・延期したほうがいいケースも解説【公式】岐阜駅徒歩2分の結婚式場エグゼクス・スウィーツ

喪中に結婚式は挙げても問題ない？中止・延期したほうがいいケースも解説

結婚式の日程を決めたあと、身内に不幸が起こる可能性もあります。
「喪中に結婚式をしても大丈夫？」や「そもそも喪中はいつまで続くの？」など、さまざまな不安や疑問が生じるかもしれません。

今回は喪中の意味から徹底解説し、喪中に結婚式をしても問題ないかどうかの判断方法も紹介します。
結婚式を延期・中止するときの注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

そもそも喪中とは？

はじめに喪中の意味や期間などについて解説します。

喪中の意味

喪中とは、近しい親族が亡くなったときに故人を悼み、喪に服する期間です。
地域や宗派によってちがいはあるものの、喪中はぜいたくな祝いごとを避けるのが一般的とされています。

喪に服する人の間柄は、2親等以内とする場合が多くなっています。

親等	本人との関係性
0親等	配偶者
1親等	父母、子
2親等	兄弟姉妹、祖父母、孫、兄弟姉妹の配偶者、配偶者の兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹の配偶者

なお3親等以下であっても、本人との関係性が深い場合は喪に服するケースもあります。

喪中の期間

喪中の期間は明確に定められているわけではありません。
地域や宗派によってちがいがありますが、目安の期間は以下のとおりです。

本人との関係性	期間
父母、子	12〜13ヵ月
兄弟姉妹、祖父母	3～6ヵ月

忌中とは？

喪中と似た言葉が忌中（きちゅう）です。
忌中とは喪中の一部の期間を指します。
仏教では亡くなった日から49日間であり、神道では50日です。
喪中は故人を悼む期間ですが、忌中は死による穢れを外に持ち出さないようにする期間とされています。

喪中に結婚式を挙げるのは問題ない？

喪中に結婚式を挙げるのは問題ないかについては、さまざまな意見があります。
結婚式はめでたい行事にあたるため、喪中の結婚式は控えるべきと考える人も多くいます。
ただし、延期や中止が困難だったり、故人が結婚式の開催を生前に望んでいたりした場合は、実施するケースもあるでしょう。
喪中に結婚式を挙げるかどうかは、時と場合に応じた判断が必要です。

結婚式を挙げるのを控えたほうがいいケース

喪中に結婚式を挙げるかどうかを判断する際の目安として、結婚式の開催を控えたほうが良いケースを2つ紹介します。

【1】親族の理解が得られない

親族の理解が得られない場合は、結婚式の開催を見送るのが無難です。
喪中の結婚式に抵抗感をもつ親族がいるなかで結婚式を開催しても、本人が前向きな気持ちで式を楽しめないでしょう。

喪中に結婚式を挙げるかどうかを、自分たちだけで決めるのはおすすめしません。
開催する場合は、親族の理解を得られていることを前提にしましょう。

【2】心的負担が大きい

故人との別れから立ち直れていない場合は、結婚式を挙げるのを控えましょう。
落ち込んでいるなかで、結婚式の準備をしたり、式当日に明るく振る舞ったりするのは、心身に大きな負担が伴うためです。

喪中の入籍は大丈夫？

喪中でも入籍するのは問題ありません。
入籍は手続きの一種であり、祝いごととは判断されないためです。

結婚式を延期や中止する際の注意点

結婚式を延期や中止する際の注意点を2つ紹介します。

【1】結婚式場に素早く連絡する

結婚式を中止する際の注意点として、式場をすでに予約している場合は、素早くキャンセルの連絡を入れましょう。
キャンセル料は予定日までの日数が少ないほど高くなるので、金額の確認も忘れずに行います。
延期をする場合は結婚式場の担当者に希望の日程を伝えて、スケジュールを調整しましょう。

また結婚式場以外にも以下の店舗や業者を利用している場合は、中止や延期の連絡を忘れずにしてください。

●二次会の会場
●ホテル
●ヘアサロン
●お花屋さん

【2】早めにゲストへ連絡する

結婚式を延期・中止する場合は、その旨をなるべく早めにゲストへ連絡しましょう。
連絡の方法として正式なのは封書ですが、実施予定日までが近いときは、早さを優先してメールや電話などの手段も活用します。
取り急ぎメールや電話で伝えたら、その後封書で正式にお知らせしましょう。

まとめ

喪中に結婚式を挙げても問題ないかどうかには、明確な判断基準がありません。
故人との関係性やメンタル面の調子、喪中の結婚式を親族に納得してもらえるかなどを踏まえて、ケースバイケースで判断しましょう。
延期や中止をする場合は、結婚式場やゲストに素早く連絡を入れて、トラブルが起こらないように努めましょう。